はじめに
このブログは筆者が読んできた漫画の中で特にオススメなものを紹介します
普通の漫画からＷＥＢ漫画まで幅広く紹介します。
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今回紹介する個人的にオススメしたい漫画は
六内円栄様の「ＴＨＩＳコミュニケーション」
THISコミュニケーション
作者様のツイッター
この漫画はジャンプＳＱで連載されており 2024年の3月に最終回を迎えました。
この物語は簡単に説明すると
超有能な軍人が食事をするために、不慣れなコミュニケーションを効率的（手段は選ばず）に頑張るといったものだ。
この物語を面白く感じるかどうかは主人公を好きになれるかどうかで決まるといっても過言ではない。
とりあえず少年ジャンプ＋で3話まで見ることができるので
こんなブログよりも、圧倒的に面白い第1話を見てきてください。
ＴＨＩＳコミュニケーション一話リンク
リンクはこちらから[第1話]Thisコミュニケーション - 六内円栄 | 少年ジャンプ＋（少年ジャンプ＋公式サイト様に飛びます）
ここからはこの作品の更に深い魅力について語っていく。
ＴＨＩＳコミュニケーションの魅力
1 （ある意味）人間味あふれた主人公
この漫画の一番の魅力的なキャラは、やはり主人公であろう
三大欲求の「食」しか頭にないのかと疑いたくなるような*1「デルウハ」
ジャンプ漫画の主人公とは思えないほどに現実的で合理的な主人公である。
一話を見たらなんとなくわかると思うが、彼は「最低」である。
しかし、だんだんと物語が進んでいく内にだんだんと変わって行く・・・・・
「なんてことはこれっぽっちも無く」
それどころか毎回最低を更新してくれるので読者も安心して読むことが可能だ。
しかし、彼は「最低」ではあるのだが、「クズ」ではない。サイコパスでも感情がないわけでもない。他人のことも理解できるし、とても雄弁で賢い。
ただ普通の人なら「モラル」や「良心」が待ったをかけしまうような行動でも、デルウハはその人間なら誰でも持っている標準搭載のブレーキがサビッサビなのでブレーキがかかる前に人を轢き殺す暴走列車のようになってしまう。しかし、ブレーキでとまらないので、スピードはめちゃくちゃ早く、目的地にたどり着くという目的を果たすのは一番早いという感じだ。
正直現実にいたら絶対に友人どころか知り合いにすらいてほしくないタイプだが
漫画という媒体で見ると
なぜかメチャクチャカッケェのである。
ほかにもたくさんの魅力があるがこの先は本編を読んでみて確かめてほしい。
あまりの最低な行動に目を引かれること間違いナシだろう
2 バトルシーンが格好良くそれでいて残虐
この漫画の主軸は不死身である「女狩人」がデルウハの作戦のもとに化け物である「イペリット」を倒すといった物なのだが、正直デルウハの立てる作戦が高度すぎて、どんなに絶望的でもどこか安心して見ることが出来る。さらにデルウハも元軍人という事もあり、尋常でないほど強く、そして人間離れした動きのアクションシーンを見ることが出来る。
この物語のジャンルはどちらかと言えばサスペンスなのだが、バトルシーンも非常に面白いので是非見てほしい。
3 本格サスペンスなはずなのに間に挟まるシュールなギャグ
この漫画は半分ギャグ漫画である。というのも主人公のデルウハはとても効率的に行動をするのだが、
今までの悪行のツケを払わせられるかのごとく不運な出来事が起こる。
正直そうでもしないとデルウハは優秀すぎて物語が面白くなくなってしまうが、それにしても呪われているのかと疑うくらい運がない。
その対処に四苦八苦する姿や、秀逸なワードセンスから繰り出されるギャグはこの作品の魅力の一つといえるだろう。
まとめ
ジャンプＳＱで連載されていたこの作品だが、何故アニメ化しないのかわからないくらい非常におもしろいサスペンス漫画とである（多分主人公の行動のせいだが）
最終刊である12巻は5月2日に発売予定だ。
興味を持ったら是非。
「ゼブラック」では七巻まで毎日無料で視聴する事が出来るので、そちらからでも作品に触れることが可能だ。
本当に面白いサスペンス漫画なので、是非チェックしてほしい。
*1:ここに脚注を書きます
